アルバ会社説明会




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求められる活発な取り組み
調剤薬局の委員会活動
2008.4.7


 調剤薬局の中には、各種委員会活動を活発に繰り広げているところがある。兵庫県のアルバもその1つ。社内の「スキルアップ委員会」では、これまで各種マニュアルのほか、服薬指導上達シートやSOAPチェックシート、基本テストなどの作成を手がけた。

 服薬指導上達シートはテーマごとに、指導項目、指導内容のパターン、問い掛けの言葉などを列挙したもの。テーマは風邪、胃症状など約20種類に上る。問い掛けの言葉の欄では、患者に問い掛ける場面で実際に使える言葉をそのまま掲載した。

 SOAPチェックシートは、SOAP形式の書き方に慣れることを目的に作成した。チェック項目に沿って、実際の薬歴を照らし合わせていくもので、新規処方と継続処方の2種類のシートを用意した。一方、基本テストには薬に関するさまざまな問題を収載。月1〜2回の頻度で、全店統一のテストを行っている。

◎ 調剤過誤対策も

 宮城県で調剤薬局を展開するプリスクリプション エルム&パーム。同社の「調剤過誤対策委員会」は、リスクマネジメントマニュアルや調剤業務指針の作成、各種過誤対策の提言などに取り組んでいる。

 リスクマネジメントマニュアルは医療安全管理指針を含めたもの。医療事故防止のためのポイントや医療事故防止体制、インシデント・アクシデント発生時の対応マニュアルなどについて触れている。

 一方、調剤業務指針は医薬品の安全使用のための業務手順書を含んでおり、ここでは処方せんの受付から調剤、監査、服薬指導、会計に至るまで、さまざまな場面の注意事項などを網羅している。

 同委員会は情報の収集にも熱心だ。独自にインシデント・ヒヤリハット報告書、クレーム・アクシデント報告書を手がけ、報告書記載の手引も作成した。過誤防止のための研修にも意欲的で、毎春行われる新人研修でも、時間を割いて教育を施している。このほか、同委員会ではグループウェアを使って、調剤過誤対策委員会通信という媒体を発信。調剤過誤防止につながるさまざまな情報を流している。

 宮城県を地盤とするトミザワ薬局にも複数の委員会がある。その中でも異彩を放っているのが「マナー・コミュニケーション委員会」だ。この委員会は、これまでマナー・コミュニケーションスキルアップ研修会の開催や情報紙「マナコミ通信」の発行、患者に不快感を与えないようにするためのルールである「身だしなみルール」の作成などに取り組んできた。

 「マナコミ通信」では、各店舗のスタッフや周辺情報などを紹介するコーナーも収載。「身だしなみルール」では従業員の服装や髪、顔、手、靴などについて、それぞれ独自のルールを設定している。

 大阪府のミツコヘルスケアプランニングの中で、特にユニークな活動を展開しているのは「イメージ向上委員会」。委員会の取り組みは「ディスプレイ」と「イメージ向上」の2つに分けられ、「ディスプレイ」の方では毎月、全店舗対抗で店舗のディスプレイコンテストを実施している。

◎ 薬局内委員会の有効活用を

 調剤薬局の社内にあるさまざまな委員会。だが、中にはあまり活発に活動していなかったり、休眠状態だったりするようなところも見受けられる。これではせっかくの委員会もその効果を十二分に発揮することができない。

 いかなる分野でも、参画する人が相互に力を合わせ、知恵を出し合うことで、現状より一層充実したものを作り上げることができる委員会活動。活発な活動を繰り広げてこそ、その存在価値が高まり、秀逸な成果にも結び付くというもの。同業他社との競合が激しくなるこれからの時代、ほかとの差別化につなげるためにも、こうした委員会は有効活用を図り、活発に取り組んでほしいところだ。(星 光洋)

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