アルバ会社説明会



創刊号  くすりの正しい飲み方・使い方「のみぐすり」

2001/11/22

人には、体調が悪くなっても自分の力で克服しようとする、自然治癒という能力が きちんと備わっています。 ただ、その能力が少し衰えたとき、回復が遅れ、つらい 思いをすることになってしまいます。
そこで、その不足した力を補うのが「くすり」です。
全面的に薬に頼るのではなく、健康的な体を保つためのひとつの道具として、 薬を上手に使っていきましょう。

くすりの種類と飲み方・使い方

・内服薬(のみぐすり)
のみぐすりには、薬の特性にあわせていろいろな形があります。
 
固形になっているものは、のどにひっかからないように、必ずコップ一杯以上の ぬるま湯か水で飲みましょう。
★一部の薬はお茶か牛乳で飲むと効きめに影響するので、ぬるま湯か水で 飲むようにしましょう。
★どんな薬も、絶対にアルコールとは一緒に飲まないでください。
 
腸で溶けるようにつくられているものがあるので、砕いたりかんでしまうと効果が なくなることがあります。
   
ビンに入っているものは、手に触れるとバイ菌や湿気で変質しやすくなります。 必ず必要量をとってのみましょう。
   
錠剤、カプセル、トローチは、飲む前に必ずシートから取り出して飲みましょう。

・錠剤(じょうざい)
薬を飲みやすいように固形にしたものです。
・固形のままのもの(裸錠)
・被膜コーティングしたもの(糖衣錠、フィルムコート錠)←割らないでください!
・トローチは外用薬ですがこの仲間です。
 
携帯に便利、飲みやすいという特徴があります。
 
ほとんどの錠剤はそのまま飲みますが、舌下錠・トローチ等は口の中でゆっくり 溶かします。かんだり、そのまま飲み込んだりしてはいけません。

・カプセル
飲みにくい粉・粒・液をゼラチン等でできたカプセルに入れたものです。 勝手にカプセルの中身を出してはいけません。
 
湿気、熱、衝撃などに弱いので保存や取り扱いに注意しましょう。
 
ゼラチンは特にのどにひっかかりやすいので多めの水で飲みましょう。

・粉ぐすり(こなぐすり)
粉末、細粒、顆粒、ドライシロップの種類があります。
 
溶けやすいため早く吸収され、早く作用します。
 
固形物が飲みにくい人に便利です。
   
湿気を嫌うことが多いので、しっかり封をするなど保管に注意しましょう。
   
  〜オブラート〜
痛み止めなどには使ってもいいですが、健胃薬のなかには苦みや匂いも 効果の一つになるものがあるので、包まずにそのまま飲みましょう。

・液剤(みずぐすり)
1回で飲みきるタイプと、何回かに分けて飲むものがあります。
 
飲む前に容器を振って、なかを均一な状態にしてから飲みましょう。
 
分けて飲む場合、ビンに直接口をつけずに必ず1回分ずつ別の容器にはかって飲みましょう。
   
計量カップに薬が残ることが多いので、水ですすいで、すすぎ水も飲みましょう。
   
開封後はできるだけ早めに飲みましょう。
   
保存は、栓をきちんとしめて必ず冷蔵庫の中へ入れましょう。
   
 

・煎じ薬(せんじぐすり)
生薬を単品で、またはいろいろ組み合わせて煎じた薬液を飲みます。
 
生薬によっては長く煎じないと効果が出ないものや、逆に長く煎じると効果がおちてしまうものなどがあります。煎じ方は薬剤師によく説明を受けましょう。
 
必ず1日分ずつ煎じましょう。
   
煎じてできた薬液は冷蔵庫で保存しましょう。

くすりはいつのむの?
食後: 食後30分以内(ただし、わすれやすいため直後でもよいことが多い)    
→胃に対してすごく刺激の強い薬など。
 
食直後: 食事のすぐあと    
→胃に対してすごく刺激の強い薬や、食事と一緒の方が吸収がよい薬など。
 
食前: 食事の30分位前    
→薬の吸収をよくしたり、食後に効果があらわれるようにするため。
   
食直前: 食事のすぐまえ 食間:食事の約2時間後(空腹時ということ)    
→漢方薬のような胃に対してあまり刺激のない薬や、空腹時の胃粘膜を保護する薬など。
   
眠前: 寝る30分位前までの間    
→よく眠れるようにしたり、早朝や起床時の効果をねらっている場合。
   
頓服: その症状が起こったとき    
→頭痛時・発作時・腹痛時など、すぐにその症状を抑えたい場合。

くすりをのみ忘れたら?
薬の飲み忘れに気づいたら、できるだけ早く飲むようにしましょう。 つぎの薬をのむ時間が近いときには、1回飲むのをやめるか、または薬を飲んでつぎに飲む薬の時間を遅らせるようにします。
<時間を遅らせる目安>
・1日3回飲む薬・・・つぎに飲むまで4時間以上あける
・1日2回飲む薬・・・つぎに飲むまで5時間以上あける
・1日1回飲む薬・・・つぎに飲むまで8時間以上あける
★一回飲み忘れたからといって、決して2回分を一度には飲まないで下さい。 一回分の有効な量を超えて、中毒症状を起こしやすくなるからです。
★食後の薬は食事をした後に飲むことが基本ですが、食事をしていないからといって飲まないのではなく、 服用時間がきたらきちんと薬を飲むようにしましょう。
薬を飲み忘れたときの対処法を、あらかじめ医師・薬剤師に尋ねておきましょう。

寝たきりの人のために
寝たきりの人を介護するときは、次のようなことに気を配ってあげるとよいでしょう。
まずは口の中を少ししめらせてから、薬を飲ませてあげましょう。
 
飲み込みやすくするために、できるなら体を起してあげましょう。
 
片麻痺がある場合は、麻痺していないほうの口角から、ストローや吸い込みなどで  水を飲ませてあげましょう。
   
ゼリー状オブラートなどを使うと、薬が飲み込みやすくなります。
   
錠剤が飲み込めない場合は、粉砕できるものもあるので、医師・薬剤師に相談してください。

copyright(c)2006 alba-pharmacy, all right reserved.