アルバ会社説明会



第11号  食物繊維

2002/08/20
食物繊維は人の消化酵素では分解されず、栄養素の吸収を阻害する非栄養素として阻害されてきました。
しかし、今やガン・虚血性心疾患・高血圧・糖尿病・高脂血症・胆石などあらゆる生活習慣病と関係が深いことが明らかにされ、注目されています 。


食物繊維の種類

食物繊維は水溶性と不溶性に大きく分けられます。
 
食物繊維成分
主に含まれる食品
主なはたらき

不溶性

セルロース
ヘミセルロース
ペクチン(不溶性)
リグニン
キチン(キトサン)
野菜
穀類
豆類穀類
豆類
未熟な果実
野菜
ココア
穀類
豆類
エビ・カニの殻
食物が消化管を通過する時間を短くする

便の量を増やし、快適な排便に有効(大腸がんや大腸憩室症の予防)
水溶性
ペクチン(水溶性)
グルコマンナン
ガラクトマンナン
寒天
アルギン酸
カラギーナン
果実
野菜
こんにゃく
山芋
オーツ麦
豆類
寒天
昆布 ・わかめ 
紅藻類
コレステロール低下作用

急激な血糖上昇を防ぐ

血圧の上昇を防ぐ

水を吸って膨らみ、まんぷく感を得られやすい

最近では、食物繊維はまったく消化分解されないのではなく、腸内細菌によって発酵し、脂肪酸ができ、これらが体内のホルモン分泌を調節することで糖尿病や高脂血症に有効であるといわれています。

※寒天は、熱いお湯に解けるので水溶性の分類になっていますが、口に入る状態のときは不溶性で生理作用もどちらかというと不溶性に分類されます。(コレステロール低下作用などはありません)

食物繊維が不足すると・・
食物繊維が不足すると、便秘の原因になるだけでなく、動脈硬化・高血圧・糖尿病の発症と治療にも関係があります。
また、食物繊維の少ない食事は高脂肪食であることが多く、低繊維と高脂肪がダブル効果で生活 習慣病の原因となります。
食物繊維はドリンクなどでとるより、豆類・芋類・海藻類・野菜類などで積極的にとった方が効果的です。 
このような『食物繊維が多く取れるような 食生活スタイル』が、ビタミンやミネラルを多く含み脂肪のとり過ぎを防ぐ食事になります。


食物繊維のはたらき

糖尿病を予防する
食物繊維を多く含む食品は胃内に留まる時間が長いため、小腸上部での食物の吸収が遅くなり、急激な血糖の上昇を防ぎ糖尿病の予防に効果を発揮します。

腸内で脂肪を吸収して排泄する

また、コレステロ−ルや脂肪の吸収を抑制して、腸内の脂肪を植物繊維が吸収して体外に排泄する作用があります。
しかし、病気の予防効果を期待するあまりとりすぎると、ミネラルや体に必要な栄養素などの吸収が低下することがありますので、栄養状態のよくないときや下痢ぎみのとき、また、胃腸が弱っている人や胃潰瘍の人などには胃腸に負担をかけすぎることがあるため、とりすぎには注意してください。



★可食部100g中に含まれる食物繊維の多い食品


アルバ薬局 みてじま店 管理薬剤師 : 桾本 愛子

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