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閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)
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最近、増加している閉塞性動脈硬化症について、簡単に触れておきます。
下肢の血管の動脈硬化がすすみ、血管が細くなったり、つまったりして(閉塞)、充分な血流が保てなくなる病気です。
元来、高齢者に多い疾患ですが、最近は若年層にも見られ、患者が増加しています。
初期の段階では、足の冷感やしびれ感があり、動脈硬化がすすんで閉塞が強くなると、歩行時に足が痛くなり、足運びがうまくできず、やがて歩けなくなりますが、しばらく休むと痛みがとれ、また歩くと痛みが起るという状態を繰返します。さらに進行すると、安静時にも症状が現れることがあります。放っておくと足の細胞が壊死(えし=組織や細胞が局部的に死ぬこと)することもあります。
足の動脈硬化は、喫煙と関係が深いことが知られています。
上記のような症状が続く場合は、年のせいだと思わずに主治医に相談しましょう。
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メタボリックシンドロームと動脈硬化
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メタボリックとは、「代謝に関係した」という意味で、メタボリックシンドロームとは、「代謝異常症候群」という意味です。
内臓脂肪肥満があると、それを基に1人の人に「耐糖能異常」「脂質代謝異常」「高血圧」「高尿酸血症」などが重なり合って起こる割合がきわめて高いということが知られています。このような状態をメタボリックシンドロームと呼んでおり、多く合併するほど動脈硬化を促進し、脳梗塞や心筋梗塞などを起こしやすくなります。
つまり、メタボリックシンドロームでは、内臓脂肪の過剰な蓄積を上流(重要な原因)と考え、その下流(結果として)「高血圧」「高血糖」「脂質代謝異常」などを引き起し、最終的に心筋梗塞や脳卒中を発症しやすい状態となると考えています。
また、メタボリックシンドロームの治療では、「高血圧」「高血糖」「脂質代謝異常」を個々に治療するのではなく、過剰栄養摂取の制限や適切な運動などのライフスタイルの改善によって、それらの上流にある内臓脂肪を減少させることが有効な治療であると考えています。
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〔メタボリックシンドロームの診断基準〕
メタボリックシンドロームでは、内臓脂肪蓄積があることが必須条件になります。
| ウエスト周囲径 |
男性で85cm以上
女性で90cm以上
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内臓脂肪面積が男女とも100cm2に相当 |
内臓脂肪蓄積の他に、次の項目の内2つ以上当てはまる方がメタボリックシンドロームとなります。
| 中性脂肪 |
150mg/dL以上 |
| かつ/または |
| HDL(善玉)コレステロール |
40mg/dL以下 |
| 収縮期血圧 |
130mmHg以上 |
| かつ/または |
| 拡張期血圧 |
85mmHg以上 |
あなたは、当てはまっていませんか!!
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