| 耳の異常が原因の場合 |
メニエール病 |
特徴 |
ぐるぐる目が回る回転性のめまいをおこし、目を閉じて横になっても耐えられないほどです。めまいは30分〜数時間続き、吐き気や嘔吐(おうと)を伴うためにひどい不安感におそわれることも多いようですが、命に別状はありません。めまいの発作とともに、低音の耳鳴りと低音域の難聴が見られます。 |
| 原因 |
耳の内耳にリンパ液がたまり、内耳が水ぶくれの状態になることによって起こります。 |
| 良性発作性頭位めまい症 |
特徴 |
耳の異常が原因のめまいで最も多いといわれています。寝返りをうった時や朝起きあがろうとした時など、頭を動かした時に、むかつき感と共に強い回転性めまいを起こします。めまいの発作は、頭位を変えた数秒後くらいに始まりますが、長く続くことはなく、数秒から数十秒程度です。 |
| 原因 |
耳にある前庭器官に異常があり、頭位変化を過敏に感じて起こると考えられています。 |
| 前庭神経炎 |
特徴 |
前庭神経(体のバランスを保つ情報を脳へ伝える神経)に炎症が起こると、正しく情報が伝わらず、めまいが起こります。風邪をひいた後1〜2週間経ってから発症することが多く、激しい回転性めまいと共に吐き気や嘔吐が起こります。めまいは徐々に良くなってはいきますが、何ヶ月か続く場合が多いようです。 |
| 原因 |
ウイルス感染や血液の循環障害が原因と考えられています。 |
| 突発性難聴 |
特徴 |
突然、片側の耳の難聴・耳鳴りが起こります。回転性のめまいを伴う場合と伴わない場合があります。 |
| 原因 |
内耳の循環障害・ウイルスなどが原因といわれています。 |
| 脳の異常が原因の場合 |
椎骨脳底動脈循環不全症(ついこつのうていどうみゃくじゅんかんふぜんしょう) |
特徴 |
中高年に多く見られます。ぐるぐる回る感じや、ふわふわした感じのめまいが起こりますが、長時間続くことはなく、長くても数分でおさまります。病気の進行に伴い、手足・口の周りのしびれ感や、言葉がしゃべりにくい、物が二重に見えるなどの症状が出るようになります。 |
| 原因 |
首から脳へとつながる椎骨動脈と脳底動脈の血液が不足すると、脳に十分な血液が運ばれずめまいが起こります。 |
| 脳梗塞・脳出血 |
特徴 |
脳梗塞や脳出血が起こると、小脳や脳幹に十分な血液が運ばれず、働きが異常になり、めまいが起こります。意識障害や運動障害、ろれつが回らないなどの症状を伴います。 |
| 聴神経腫瘍 |
特徴 |
前庭神経に腫瘍ができる(聴神経腫瘍)と、めまいが起こります。浮動性めまいや平衡障害が多く見られます。難聴や耳鳴り、顔の歪みなども見られます。また、脳腫瘍でもめまいが起こります。 |
| その他が原因 |
自律神経失調症 |
特徴 |
若い人や女性に多く見られます。過度なストレスなどにより、自律神経の乱れが生じて起こります。 |
| 原因 |
精神的なストレス、不安や心配事などが原因となります。 |
| 頸性めまい |
特徴 |
首を回したり伸ばした時にめまいを起こします。 |
| 原因 |
首の骨や筋肉、靱帯(じんたい)の異常が原因です。 |
| 高血圧・低血圧 |
特徴 |
血圧が急激に変動すると、脳に送られる血液量が不安定になり、めまいが起こります。 |
| 不整脈 |
特徴 |
心臓からの血液の送り出しが一時停止して、脳への血流が低下し、めまいが起こります。 |
| 低血糖など |
特徴 |
血液中の血糖の量が少なくなりすぎると、フーッとすることがあります。 |