1.問診
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蕁麻疹の原因は簡単に検査で特定できない場合が多いので、問診はとても重要です。
食べ物が疑われれば、発疹の現れる前に食べた食品の種類・鮮度・保存法・調理法・調理者などが重要なチェック項目となります。また過去、食品による発疹があったかどうかも重要です。
薬剤性が疑われる場合は、薬剤の種類や過去蕁麻疹様の発疹が薬物によって出たことがあるかなどを確認します。
物理的な刺激が疑われる場合は、いつどんなときに生じたかを特定するために、住居や職場の環境・仕事の内容・身につけている下着や装身具・発症するときに触れたものはないか、花粉やダニによるアレルギーで受診したことがあるか、心理的なストレスがないかなども重要なチェック項目となります。
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| 2.蕁麻疹の原因を特定するための検査 |
検査法
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解説
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血液検査
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RAST法
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血液検査で抗原に特異的なIgE抗体を調べます。
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ヒスタミン遊離試験
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血液に原因と思われる物質を注入し、アレルギーの原因となるヒスタミンが増加するかを見る検査です。 |
皮膚テスト
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皮内試験
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皮膚内にアレルゲンエキスを注射し、その後の反応を見ます。
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スクラッチテスト
プリックテスト
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抗原抽出液(アレルゲンエキス)を皮膚表面に滴下し、針先で皮膚に出血しない程度の擦り傷をつけ、15〜20分後に反応をしらべます。真皮上層の肥満細胞表面に抗原特異的IgE抗体が存在すれば、滴下した抗原と反応し、肥満細胞内のヒスタミンや化学伝達物質が放出され、局所が赤く腫れます。 |
| 誘発試験 |
寒冷負荷試験 |
氷水を入れたビニール袋や試験管を皮膚に触れさせ、蕁麻疹の再現を確認します。 |
| 温熱負荷試験 |
お湯の入った試験管を5分程皮膚に触れさせ、蕁麻疹の再現を確認します。 |
| 運動負荷試験 |
階段を上り下りさせたりして発汗させ、発疹が出るかをチェックします。陽性の場合はコリン性蕁麻疹の可能性が強くなります。 |
| 光過敏症試験 |
波長紫外線(UVB)、長波長紫外線(UVA)、可視光線などによる照射試験です。日光蕁麻疹に対して行われます。 |
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一般的に使用される内用薬としては、抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬・ステロイド薬、外用薬としては、抗ヒスタミン外用薬・ステロイド薬があります。
内服薬 |
分類
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商品名(一般名) |
ポイント |
抗ヒスタミン薬
(第1世代) |
ポララミン(D-マレイン酸クロルフェニラミン)
タベジール(フマル酸クレマスチン)など |
副作用として眠気があります。車などの運転をする時には、服用を避けた方がいい薬です。 |
抗
ア
レ
ル
ギ
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薬
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抗ヒスタミン薬
(第2世代) |
ザジテン(フマル酸ケトチフェン)
アゼプチン(塩酸アゼラスチン)
セルテクト(オキサトミド)
アレジオン(塩酸エピナスチン)
エバステル(エバスチン)
ジルテック(塩酸セチリジン)
タリオン(ベシル酸ベポタスチン)
アレグラ(フェキソフェナジン)
アレロック(塩酸オロパタジン)
クラリチン(ロラタジン)など |
副作用として眠気があります。車などの運転をする時には、服用を避けた方がいい薬です。 第1世代の抗ヒスタミン薬と比べて、眠気が少ない。 |
ステロイド薬
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プレドニン(プレドニゾロン)
デカドロン(デキサメサゾン)など
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抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬で治らない場合に使用されます。 |
| その他 |
セレスタミン |
抗ヒスタミン薬とステロイド薬が配合されており、痒みと炎症に効果があります。 |
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外用薬
分類
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商品名(一般名) |
ポイント |
| 抗ヒスタミン薬 |
ベナパスタ
(ラウリル硫酸ジフェンヒドラミン)
レスタミン(ジフェンヒドラミン)など |
赤みと痒みを抑えるために、蕁麻疹の湿疹部分に直接塗ります。 |
| ステロイド薬 |
ロコイド(酪酸ヒドロコルチゾン)など |
蕁麻疹がひどい時に使用します。 |
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| ■ 食事 |
蕁麻疹の原因となる食物などが特定できている場合は、特定されている食物は避けるようにしてください。しかし、それらを全て厳しく制限することには限界がありますので、症状の程度を見ながら、かかりつけの医師と相談して制限するとよいでしょう。
また、ヒスタミンを多く含む食品(魚介類・セロリ・ほうれん草・たけのこ・バナナ・チョコレート・チーズ・赤ワイン・食品添加物など)を控えましょう。
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| ■ 入浴 |
原則として問題はありませんが、コリン性蕁麻疹や温熱蕁麻疹は、入浴が原因になることもあります。その他、一般的に蕁麻疹の症状は、温まると血管が拡張するため悪化することが多いです。
蕁麻疹が出ているときはシャワー程度にしておきましょう。また、皮膚のこすりすぎは、機械性蕁麻疹の誘発にもなりますので注意しましょう。 |
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| ■ 衣服 |
| 機械性蕁麻疹は、下着やベルトなどで締め付けられることによる圧迫や機械的刺激を受けた部位にのみに皮疹が生じます。同じ場所が長時間圧迫・刺激されることで起こりやすくなりますので、そのような症状が認められた場合には、ゆったりとした衣服や下着を着用するなどの工夫をしましょう。 |
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| ■ 日光 |
日光による蕁麻疹が認められる場合は、外出時間の工夫や、帽子・衣類・手袋などによる物理的な遮光をお勧めします。
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| ■ 睡眠 |
睡眠不足による体調のくずれは、どのタイプの蕁麻疹も引き起こしやすくなります。特に、疲労や寝不足による蕁麻疹は夕方に起こります。決まった時間の就寝と十分な睡眠を心がけましょう。
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| ■ ストレス |
| ストレスが原因で、蕁麻疹が誘発されたり増悪したりすることがあります。また、ストレスは他の病気の誘発にも関連していますので、出来るだけストレスを溜めないよう日常生活を工夫し、主治医とよく相談するようにしましょう。 |
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